障がい者のための実践的就職活動法

「障がい者として働く立場」と「障がい者を雇用する立場」の両方の経験を持つ現役会社員が就活のノウハウを公開

働くことは生きる喜び

障がい者の就活ガイド』著者の紺野大輝です。

私は就労を目指す障がい者の方とお会いする機会が多くありますが、はじめに「働く理由」をお尋ねします。一般的には「収入を得るため」と考える方が多いと思いますが、実はそれだけではありません。ある方はこのように話してくれました。

「私は障害年金をもらっていて実家で暮らしています。正直お金には困っていません。生きていく程度の蓄えなら十分にあります。けれど、働きたい。社会と関わっていなければ何のために生きているのかわからなくなるからです」

また、別の方は「これまで周りの人に助けてもらうことが多く『ありがとう』をいうばかりの人生でした。しかし、働くようになって『ありがとう』を言われるようになりました。これが私の働く喜びです」と語ってくれました。

人は誰かの役に立ちたいという本能的な欲求を持っています。この理由は「人間は社会的動物だから」と言われてます。自分のためだけを考えると力はなかなか出ませんが、誰かのためと思うと力が湧いてきます。自分の能力・できることを活かしてお客様や社会に貢献するというのが仕事の本質的な喜びです。

もちろん、収入を得ることは大切なことではありますが、働くことにはそれ以上の喜びがあります。そのようなことも頭の片隅において、就職活動をしていただけたらと思います。

 

■今までなかった障がい者のための就活本!

障がい者の就活ガイド/左右社

Amazon.co.jp