障がい者のための実践的就職活動法

「障がい者として働く立場」と「障がい者を雇用する立場」の両方の経験を持つ現役会社員が就活のノウハウを公開

6万人の障がい者が登録する就職サイト

障がい者の就活ガイド』著者の紺野大輝です。

障がい者の求人情報を得られるのはハローワークだけではありません。その他にはどのような方法があるのでしょうか。それは就職・転職サイトです。

障がいのない方を対象とした新卒採用・中途採用ではリクナビマイナビなどが有名ですが、実は障がい者のみの求人に特化した就職・転職サイトがあります。大手のひとつのサーナには延べ6万人以上の障がい者が会員登録しています。これを使わない手はありません。

※サーナ
https://www.web-sana.com/

応募者にとって何よりのメリットは、会社や仕事のイメージが湧きやすいことです。ハローワークの場合情報は求人票のみとなりますが、就職サイトでは職場の写真や先輩社員からのメッセージ、求める人材像やこれまでの採用実績など様々な情報が掲載されています。情報が多いと自分が希望する会社かどうか判断しやすくなります。

会員登録すると履歴書や職務経歴書などの情報を入力することになりますが、一度登録してしまえばそれを使ってたくさんの企業に応募ができるので手間も省けます。特に障がい者に特化したサイトの場合、障がい者手帳の情報を入力する欄があったり、配慮してほしいことを選択できるようになっていたり、障がいのことについても伝えやすくなっています。

このような媒体に掲載しているのは、障がい者を積極的に採用したいと考えている企業です。掲載には多額の費用がかかり、掲載期間も限られているからです。企業は一番採用したい時期にピンポイントでこのような媒体を使用します。

また、サイト運営者は、企業に求人を掲載してもらうことで利益を得ています。企業が求人を掲載して採用ができなければ、次回からサイトを利用してもらえません。そこで、多くの障がい者に応募をしてもらえるように就職活動のノウハウを提供したり、合同企業説明会を開催したり、カウンセリングを行ったりしています。応募者は基本的に無料でサービスを利用できますので、ぜひ活用してみてください。

注意する点は、たくさんの方が利用しているということを忘れないことです。あなたにとって利用しやすいということは他の障がい者にとっても利用しやすく、企業にはたくさんの応募がきていることになります。たくさんの応募に埋もれないためにどうすればよいか対策が必要です。特に私は、「応募時にその企業独自の質問がある場合は必ず回答する」ように伝えています。

 

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