障がい者のための実践的就職活動法

「障がい者として働く立場」と「障がい者を雇用する立場」の両方の経験を持つ現役会社員が就活のノウハウを公開

障がい者の平均勤続年数は?

障がい者の就活ガイド』著者の紺野大輝です。

障がい者はどのくらい勤めたのち退職をしているのでしょうか。また、どのような理由で退職をしているのでしょうか。このような障がい者の雇用に関する様々な情報がまとめられたものがあります。それは、厚生労働省が5年に一度実施している「障害者雇用実態調査」です。平成25年度のものを見ていきましょう。三つの障がいごとに特徴があります。

障害者雇用実態調査
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/111-1b.html

まず、身体障がい者についてですが、平均勤続年数は10年となっています。平均転職回数は2.2回です。辞めた個人的理由については以下となっています(複数回答)。

1.賃金・労働条件に不満 32%
2.職場の雰囲気・人間関係 29.4%
3.仕事内容が合わない 24.8%
4.会社の配慮が不十分 20.5%

これを見ると、実は「会社の配慮が不十分」が4番目となっていて意外と小さいことがわかります。

では、知的障がい者の場合はどうでしょうか。平均勤続年数は7年9カ月となっています。退職理由は、このデータには載っておらず、いまの仕事をずっと続けたいと思っている方は52.3%と、半分を超えています。おそらく仕事に慣れてくると、他の仕事に変えるよりも、同じ仕事をずっと続けていきたい傾向が強くなるように思われます。

最後に精神障がい者です。平均勤続年数は4年3カ月となっています。辞めた個人的理由については以下となっています(複数回答)。

1. 職場の雰囲気・人間関係 33.8%
2. 賃金・労働条件に不満 29.7%
3. 疲れやすく、体力・意欲が続かなかった 28.4%
4. 仕事内容が合わない(自分に向かない) 28.4%

障害者雇用実態調査」には、このほか賃金や配慮についてなど雇用に関する情報が45ページにわたり書かれています。障がい者の雇用実態について知りたいという方はぜひご覧になってみてください。

 

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