障がい者のための実践的就職活動法

「障がい者として働く立場」と「障がい者を雇用する立場」の両方の経験を持つ現役会社員が就活のノウハウを公開

面接で障がいのことをどう伝えるか

障がい者の就活ガイド』著者の紺野大輝です。

 

障がい者の就職活動において障がいのことは必ず聞かれます。採用担当者は、あなたのことを正しく理解したい、入社となった場合安心して働いてほしい、と考えているからです。

 

障がい者手帳のコピーを送れば理解してもらえると考えている方がいるかもしれませんが、そのようなことはありません。面接官は障がいのことはほとんど知らないと考えておいた方がよいです。もちろん障がい者雇用に長年従事し専門的な知識を持っている方もいますが、そのような方は少ないです。むしろ、障がい者雇用に慣れていない、初めて行うという企業の方が多いです。

 

同じ障がいでも状況はひとりひとり異なります。面接では自分の言葉で障がいについて伝えることが重要です。何ができて何ができないのか、どのようなサポートが必要かなどあらかじめまとめておきましょう。

 

私が初めて勤めたのは、ホテルの購買課でした。事前に内勤の仕事と聞いていたので問題はないと考えていましたが、実際に仕事が始まると倉庫の整理など肉体労働をありました。そこで、転職する時は「10kg以上のものは運べません」「キーボードを打つスピードは健常者の半分程度です」と具体的に伝えるようにしました。

 

また、身近な人にも聞いてみてください。自分のことは、実は自分が一番わからないものです。周りの人がサポートしてくれてできていることも多くあります。日常生活では周りの人が先回りして助けてくれることがありますが、仕事ではそのようなことはありません。会社はお金をもらって労働力を提供する場ですので、自ら伝えなければ問題ないと考えられてしまいます。些細なことこそ伝えておいた方がよいのです。

 

面接は相互理解の場です。入社することが目的ではなく、その会社で働き充実した人生を送ることがゴールです。「入社してから違った」とならないようにするためにも、障がいを自分の言葉で伝えられるようにしてください。

 

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