障がい者のための実践的就職活動法

「障がい者として働く立場」と「障がい者を雇用する立場」の両方の経験を持つ現役会社員が就活のノウハウを公開

収入と支出について総合的に考える

障がい者の就活ガイド』著者の紺野大輝です。

 

障がい者の給料はとても幅があります。たとえば、パートなど時給で働く場合、最低時給があります。しかし、障がいにより著しく労働能力の低い場合は、都道府県労働局長の許可を受けることを条件として個別に最低賃金の減額の特例が認められています。

 

下は給料が最低時給以下のこともありますし、逆に健常者と同じ正社員で入って、同じ給料をもらう場合もあります。そうすると給料にものすごい開きがあることになります。

 

給料は多ければ多いほどよいと考えている方もいると思いますが、給料の額だけで会社を選んでしまうと「仕事内容が違った」など入社後にミスマッチが起こることがあります。仕事を選ぶときは様々な要素から検討しなければなりません。

 

給料について言えるのは、「いくら給料をもらえれば生活していけるか」というのをまず明確にすることです。どんなに興味のある仕事でも毎月の収支がマイナスであれば継続することができません。もしすぐに金額が分からなければ、1ヶ月家計簿をつけてみるとよいでしょう。

 

最低限必要な金額が分かると就職活動もより進めやすくなります。最低金額に満たない会社は最初から候補の対象外になりますし、最低金額を超えている会社であれば仕事内容などその他の要素をさらに見て応募するか検討できます。

 

注意する点は、額面金額が全て使える金額ではないということです。社会保険適用の場合は、社会保険料が給料から引かれます。一方、社会保険の適用がない場合は、支払われた給料から社会保険料を自分で払わなければなりません。また、所得税などもかかります。

 

その他、昇給はあるか、交通費の支給はあるか、退職金はあるかというのを確認しておくとよいです。仕事をする上で給料は大切な要素です。いくらあれば生活していけるのか、それを明確にして就職活動を行いましょう。

 

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